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2つあって恐縮です。

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全米選手権はロサンゼルスで開催されるため、我々のチームは子供から大人まで皆で揃って飛行機で向かった。私にとってはコネチカット、マサチューセッツ、ニューヨーク、ニュージャージー以外の別地域にいくのは初めてであった。朝が早いので、ニューヨーク寄りの選手の一員の、日系であるご家族の家に泊まらせて頂いた。そのご家族の高校生の子供が選手として選ばれていた。アメフトを主活動としてやっていて、アメリカ産まれであるため、外も中身もアメリカンらしさを感じた。剣道も強く仲良くさせていただいており、この日はちょっとした歓迎を受けた。


翌朝近くに住んでいる別の2人の高校生が集まり、空港までハイヤーで行った。コネチカット西部の道場周辺はCTでも中上流以上のエリアで、駐在員や日系人も多い。高校生の子供達と同行ということで、ハイヤーは必然であった。私はついでに乗らせて頂いたが、初めてのリンカーン。なんと、乗り心地のよいこと。椅子は疲れを感じさせないソファー。私の膝上が椅子上面より短く、日本車では経験できない体験をした。この時帰国したら絶対アメ車と考えていたが、今となってはコスト面(燃費や税金)で実用性がなく、実現はしていない。いつまでも車に乗っていたい気分にさせてくれた。ところで、アメリカの車の税金は安い。日本はご存知の方が多いと思うが、ダントツで世界一位。ダントツというのは、私が確認した年ではイギリスが2位であったが、日本の軽自動車より安かったと思う。自動車の税が安くなるだけでも日本人の生活水準は圧倒的に上がるのではないかといつも考えている。


大会は2、3日のスケジュールを無事こなし、我がチームにおいては3位入賞を果たすことができた。その夜はアメリカらしく、全チームにてホテルの会場にて懇親会が開かれた。時差を考慮して食事会中に妻へ電話をすることにしていた。入賞の喜びも含めて電話をした。


この4日程パソコンがないのでメールをできていなかったことが効いてしまったか、妻の態度が暗い。遠距離恋
愛は辛いなどと、落ち込んで話をされた。私の方は大会に夢中で、妻への連絡を怠ったことをすぐに後悔した。

過去に長距離恋愛を2回経験しており、その時の経験をフルにいかし、なんとか、彼女のモチベーションを上げる事に電話口で躍起になった。フォーンカードも限られており、妻にすぐにメールをするから待っていてと言った。電話を切る頃にはなんとか妻は落ち着きを取り戻してくれていた。過去の経験として、1つのケースでは、もうだめだよって言われた時に、心理学的にこちらも同意して離れようとすれば思い直すと思って、そうだね、と言ってそのまま終わってしまったこと、2つ目のケースでは、向こうが落ち込んでいる時に、しばらくモチベーションを上げようと努めたが途中であきらめたこと。なので、今回は、ポジティブな雰囲気をいくら相手がネガティブを続けようが電話口で頑張って保つことを戦略とした。妻も元々内心明るい方なので、それも助かったと思う。

食事会では、いろいろな選手と話をする機会が得られたが、妻の件もあり、途中で抜け出し、自分のホテルに帰った。ロビーにパソコンがあったので、それを借りてすぐにメールを書きあげて送信した。妻からもすでに短いメールが届いており、気持ちは踏みとどまったみたいで安心した。


今振り返ると、修羅場はこの時が一番だったと思う。この時を境に1日でも連絡を怠ってはいけないことを勉強した。長距離恋愛はお互いの忠実さと誠実さがお互いに強く問われる関係だということを具体的に学んだ。少しでもお互いに隙を見せると、どちらかの心は離れていってしまうように感じる。

カリフォルニアでは社会人の方が仕事を持っているので、観光はせず翌日はすぐに帰宅の途へ。カリフォルニアの高速道路の車線の多さに驚いた。片道6車線なのだ。東海岸に滞在中みたことがなかった。また高速に入るときに信号があるのだ。これは、高速道路内が渋滞しないようにする仕組みということで、日本にない仕組みで驚いた。

CTに帰宅後は、あとは帰国の準備で大忙し。要らないものを友達にあげたり、アパートオーナーにあげたり、売れるものは売った。スーツケースに入らないものを、郵送できる最大サイズの段ボール箱3箱位にまとめ、日本に送った。郵便局では、普段あまり驚かないアメリカ人にとても驚かれた。道場や剣道仲間との別れも終わった。