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2つあって恐縮です。

妻に転勤の話をしたら、反応は、Yes and no. 日本語で表現すれば、良いし悪いし。

仕事から離れるのには悔しがっていたが、それ以外にはポジティブの反応を示してくれた。

アパートは2人が住める広さの所を見つけた。

新しい地での生活に期待を膨らませ、会社での引き継ぎや送別会や準備で転勤まであっというまであった。

ひとつすごい事実が転勤直前に判明した。妻が妊娠をしたのだ。

私達はとても喜んだ。早く病院に行きたかったが転勤前で新天地にいくまで待つ必要があった。

高松に赴任後休みが2、3日まだあったので、一通り生活の基盤を築き、仕事先へ挨拶を済ませた後に、早速病院探しに精を出した。当時高松には産婦人科が意外と多くあった。イエローページから数あるひとつをなんとなく選んだ。

早速受診。とても穏やかな優しそうな女医さんが見て下さった。検査結果は陽性。ご主人と一緒に経営されている個人病院であったが、そこそこ大きかった。全部個室で、ランクが3ランクあり、各部屋も見せていただいた。個室といえど、保険に2、3万円足すだけであった。

私は、子供を高松、静岡、長野の3つの地で授かったが、高松と静岡は個人病院の個室でも圧倒的に安いと思う。長野が高すぎか。。。そもそも病院自体が少なすぎで競争がないからかな。外国人ということで、気づかれ等でないよう大部屋には入れない気持ちがあった。


先生と話をしているなかで、私達が引っ越してきてまもないことを言うと、とても心配してくださった。妻の日本語もつたなく、これから赤ちゃんを産むのにいろいろ困ることがあるだろうから、ということで、彼女の友達を紹介してくださった。アメリカ人の70代の女性ということだけ聞いた。

私の仕事が始まった。新店舗オープン準備を兼ねていて、最初の週は、書類準備等で楽だった。翌週からいよいよオープン準備で、店内の什器や品物搬入で追われた。短気アルバイトを多く雇っており、多くの人で準備はにぎわった。前店では、雰囲気が忙しくぎすぎすした感があったが、新しい店に集まった社員は皆雰囲気がおおらかの方が多かった。店長もとても感じの良い方で安心した。早速店長に話をいれ、3か月後に結婚のため長期休暇を頂く話を少し心配して入れると、とても喜んでくれ問題なく承諾してくれた。

父母が結婚式の全てをバックアップしてくださった。妻の父は飛行機が大嫌いで海外に出ることはありえず、もともと2人だけの結婚式を挙げる予定でいたが、せめてこちらの家族にだけでも披露をしたいという気持ちがあったそうで、とても盛大な式を挙げることができ、とても感謝をした思い出がある。

実は、祖父母の家が徳島にあり、父と母の実家も徳島であったので、親戚も徳島に集中していて高松に移転していたのは、とても好都合だった。

市役所にも籍を入れ、晴れて結婚をした。高松は県庁があり、何かと便もよかった。

このアメリカ人の方は、キリスト教福音派の宣教師ご夫妻であった。おおくの教会を建てられ、日本でも有名な方であった。私たちはこの方から多くの愛を頂き、一緒にキリストに導かれた。

次回からは、この続きのストーリーを書いていきたいと思う。