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2つあって恐縮です。

運動会のシーズンになった。


娘は幼稚園で毎日練習を始めたらしい。かけっこも毎日やっているなか、去年は組のせいかダントツで一番だったので、今年はどうも早い組に入ったのか、練習はいつも2番。1番はいつもクラスでも元気で有名な男の子。


娘の表現を聞いていると、どうも心の中で、この子には絶対勝てないと決めつけているように感じた。心理的にこれはよくない。勝てるものも勝てなくなる心理状態だ。心がこうなのだから肉体も勝てるわけがない。例え勝てる実力をもっていても。


なので、勝ち負けは私の中で一切興味はもはやないのだが、心で決めつける態度は改善させたいと思い、娘に言った。単純だ。もしその子に勝ったら、アイスクリームを買ってあげるよ!


我が家では、お菓子やアイスは特別の時にしか与えてなく、またアイスは娘の大好物。


1回目言ったら、娘は、こう返した。「でも、**君だから勝てないよ。」


うーん、手ごわい心理状態だな、と思い、私の表現方法も大げさに大きな明るい声つきでさらに付け加えた。


「あなたが絶対勝てないと思っている**君に勝ったら、アイスクリームをたくさん買ってあげる!」


娘は少し態度が変わった。


「でもアイス高いよ!」


すかさず私は言った。「だって**君はあなたより絶対早いし、あなたが勝つこともないからパパは平気だよ。

でーも!勝ったらアイスをたくさん買うよ!約束!」


そしたら娘は、アイスという目的の方が、弱気よりも大きくなり、目の輝きもそれまでムリという雰囲気からポジティブな輝きをもって言った。「アイスだよね!」


次の日帰宅すると、娘は残念そうな顔をしてすぐに言ってきた。**君に勝てなかったよ。と。しかし、それは以前とは違う言い方だった。諦めていない言い方がった。


そして次の日、帰宅すると、娘はすぐに寄ってきた。(普段よっぽと普通の会話がないのがばれてしまうが。。。)

娘の目はなんか輝いていた。「一番だったの!**君が2番!」


驚いた。。。弱気の部分を直したいと思って実は言っていた。**君は噂やその姿から本当に走るのが早い子だと思っていたので、実力も娘が劣っていると思っていた。まさか、本当に勝ってしまったのは、うれしかったが
少し娘の実力を下に見ていたのは反省点だった。


同じ例が、長男にもあった。長男は目標をいつも低めに設定する癖が昔あり、その時は、彼の実力を把握している中、親として修正してあげる必要があった。それで、結果も躍進した経験がある。


次男の場合も、彼の実力に合わせて、目標設定のお手伝いをする。長男と比較すると、目標値は大分落ちるが、ただ、私の価値観は、絶対値ではなく、各人の能力値に対して100%を超えたかどうかだ。


この世界は絶対値での評価の場面が多い。そしてそこには、プライド、苦しみ、悲しみ、ジェラシー、悲観などのマイナス感情が入り乱れる。それらは絶対正しくない。


娘にも勝ち負けに喜ぶのでなく、自分の持っている、神様から頂いた能力をどれだけ使うことができたかに評価を置き、喜ぶことができたらということを教える。


この**君は、しかし、次回から更に本気だしてくるだろうな。能力からいうと、どっちが本当に早いのだろうか、運動会本番の決戦が楽しみだな。そういった中では、勝ち負けよりも終わった時のさっぱりした喜びを味わえるように娘に教えたいな