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2つあって恐縮です。


人間は、この世界で生きている限り、共生や共同活動といったことは必須であり、またそのように設計されて創造されているのは、周知のことである。仙人のような極地に1人でこもって生活をする例外も世界にはいるが、ここでは社会で一般的に生きていく場合である。

 

大人は高慢になってしまうと、欠けた見方をしてしまうので、気を付けたほうがよい。それは、子供に対してである。子供は大人が教える対象のみであり、大人から一方通行のアクションがあるのみと間違えて考えてしまうと、この大人は社会の中では、いろいろ問題が生じて来るだろう。

 

何を言いたいかというと、大人は、逆に子供から学ぶことも多くあるということである。

 

私も最近これをとても強く感じるようになってきている。20代の頃から気づいていればと思う今日この頃である。

 

学校で自転車の安全教室があるということで、生徒は自転車を持って行かなければならない。おととしはワゴン車だったので、もっていけたのと、昨年は、友達から借りた。今年は、借りることがだめで、各自の自転車のチェックも入るらしい。

 

妻は、学校での英語授業や、自分の英語教室で、忙しく個別対応ができない。

 

家から学校まで6km以上ある。乗って行ってはいけないらしい。。。引いていくのみ。学校から遠い家庭は車にのせていくしかなく、なんと親に負担がかかる行事なのだ!という不満を殺すのに苦労する。

 

いろいろシミュレーションをしてみたが、どれも満足できない。

 

しょうがない、引いて行かせるか、、、という無責任な発言もできない。山道でもあるし、片道かなりの時間がかかる。

 

そして、子供から助け舟の発言が後日でた。先生が気を利かしてくださり、親が一緒にいるなら、乗ってきていいとのこと。

 

私が朝見送ることになった。ついでに近所の友達2人も一緒にいくことになった。近所といっても、家は2km以上離れているのだが、地域は同じ地域で、この辺では近所になるのだ。都心だったら中学校すら違い、一度も出会うことなく大人になるところだろう。

 

集合場所へ車で先に到着。一人の子のお母さんの車が娘と自転車をのせた状態で私の前にとまり、よろしくとあいさつを受ける。そして、その後すぐに遠くから大きな声が聞こえてくる。2人の友達が揃ってくる時に、一人はすでにハイテンションモードに入っており、道路をはみ出して運転。後ろからきたトラックの進行を遮断し、すでに迷惑行為。私はその時、まだ責任者でないため、遠くを眺め、関係者外で通す。

 

私の子供達もそろい、整列をさせ、ルールを作る。一列、追い越し禁止、はみ出し禁止、ゆっくり行くこと、あと順番はどうしよう。2人の友達が、遅い順にしようと気の利いた提案をしてくれた。

 

そして出発。学校まではずっと下り坂なので、皆気持ちよく運転し、やはり大声で、きゃっきゃいっている。

 

途中工事中片側車線信号で2回止まる。

 

学校近くの交差点であいさつと安全運動をしている地域のおじいちゃんと一人が知り合いで、お前ら!危ねえなぁ、と言われていた。前述のルールないで、蛇行運転したり、急ブレーキかけたり、ジャンプしたりしているので、目立つのだ。

 

そして学校手前、私が先にいき止まると、後ろで子供達に車がとまり、声をかけているのが見え、そして息子の返答が聞こえた。親が見ているので、乗っています!

 

よりによって、学校で怖いと言われている先生。学校につくと、女性の怖い先生にも、学校内はおりなさい!と怒鳴られていた。私を見つけると、おつかれさまです!と言われた。

 

終始恐縮だった。

 

しかし、子供達のこの元気さをみて、私の心はなぜか、元気になり気持ちよかった。こういった子供達を毎日相手している先生方は、逆に元気をわけてもらっているのかもと感じた。