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2つあって恐縮です。


次男の知らない部分を知ることとなった。なんと、彼の造ったふくろうの工作物が、市の広報誌に1ページまるまる載ってしまった。4年生くらいから、彼の書いた絵をみると、タッチのセンスがあるなと思うことがあったが、それでも、彼が賞を取ることはなかったので、気にはしていなかった。

写真で見る彼の造ったふくろうは、なんと繊細で、気持ちがいきいきとでているのだろう。

そして、校長先生も喜んでいただいたみたいで、妻が、PTAで書類をもらいにいったときに、校長先生にみつかり、校長室へ連れていかれ、その広報誌をたたきつけられ、誉められたらしい。

次男にとっても、よい経験となった。彼も、最近は、長男と同じように、何をするにも、神様のため、人のため、学校のため、と自分の周りのためにやるように心がけるようになっている。聖書の箴言からも同じ内容を学んでいることは大きい。

子供3人との生活は、今の私にとって、一番のお恵みと感じている。3人とも違う得意分野があり、それぞれが、その良い部分を活かしてくれ、この家の活動や働き、そして生活を高めているように感じる。

私はトマトパスタを作るのが得意だ。学生の頃から作り腕を磨いてきたし、当時クローン病を持っていた時には、一番食べやすかったから、良く作ったのだ。

トマトソースを作る際、果たして、海の塩、岩の塩、塩麹と3種類の塩を入れたら、果たしておいしいソースになるだろうか。塩辛くて、食べられないだろう。

しかし、塩麹、バジル、コリアンダーの3種類を入れるだけで、トマトソースの味は劇的に飛躍する。

しかし、塩麹9;バジル1;コリアンダー9を入れたらどうなるか。アンバランスとなり、まずくなる。

しかし、塩麹3:バジル2:コリアンダー1を入れたら、絶妙なバランスとなる。

この世界の人が皆、学者を目指したら、どうなるのだろうか。

今、いや私の子供の時から、日本はなぜか良い大学に入って、安定した会社や機関に入ることが正とされているのには、やはり無理があるのではないだろうか。悪い社会は、いずれ崩壊が訪れる。それをいかに早め早めに修正していくか。

私の家も同じで、もし皆算数が得意で、皆で、毎日算数の話ばかりしていたら、どれだけつまらないだろうか。

ところで、娘は、5歳ながら、言葉が達者で、ジョークがうまい。私が偉そうに何かを家族に言うと、娘が、それを低くしようと、突っ込みをいれ、私を困らせる。しかし、これが絶妙で、私の固い頭を和らげてくれる。

妻は私と正反対で、計算や分析の必要性を問わなくても生きていけることを教えてくれる。

私や妻は10年程ちょっと前から、キリスト教を信じ初めてから、本当に変えられ、全てがお恵みである。もしキリスト教を知らなかったら、今頃どうなっているのだろうか。ぞっとする。妻と果たして結婚を続けられたかどうか。子供が果たして、今のように素直で誠実であったか。今の地に家を構えることができたかどうか。今のように多くの知恵と知識があっただろうか。今のような平和の中にある会社で働くことができただろうか。仕事でこれほど祝福を受けただろうか。近所の人とこれほどうまくやってこられただろうか。学校や社会でこれほど役に立っていただろうか。そして、私の難病はどのくらいひどくなっていただろうか。

旧約聖書に、神がいかに正であり、神を信頼する人を愛されるか多く記載がある。次はひとつの句。
エレミヤ書17:5~10
主はこう仰せられる。「人間に信頼し、肉を自分の腕とし、心が主から離れる者はのろわれよ。そのような者は荒地のむろの木のように、しあわせが訪れても会うことはなく、荒野の溶岩地帯、住む者のない塩地に住む。主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。その人は水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、いつまでも実をみのらせる。人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれがそれを知ることができよう。わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれの生き方により、行いの結ぶ実によって報いる。

私たち家族も、ただ神を信頼することによって、フリーで、多くのお恵みを得させていただいている。悪いことがあるときは、大体自分達の中にある罪、悪い心が原因であり、2番目はサタンの攻撃に神の武具をつけずに逃げてしまっているときだろうか。