大田区の先端とコスト安を追うシステムメーカーが、夏のあいさつで来て下さり、製品情報などを教えてくださった。今回は、初めてコラボレーションしているソフトウエア会社を連れてこられた。

 

今でこそIoTという言葉と技術が政府も立ち上がってドイツや他国に負けじと市場が広がる中、こちらの会社は、その前の2009年位から、独自にICTのビジネスとして開始されていた。物、計測器、電気機器、ドアなどをセンサーでつなぎ、集中管理するシステムだ。

 

大手との違いは、汎用性とコスト安と配線メンテが素人でもできること。

 

どこの部屋で電気が点いていて、どこの部屋のドアが開いていて、どこの部屋の温度はどのくらいか、などといったことだけではなく、プログラムを入れておくと、どこかの部屋で火事アラームが起きた時に、映像取得を開始し、本当に火事が起きているか確認ができるなど、フローを準備することもできる。

 

個人的には、設備の計測や濃度などのモニタリングに応用できそうだな、と思った。

 

こういった機能が増えれば増えるほど、人の仕事量が減り、人が溢れかえるのではないかという心配があるかもしれない。しかし、私の会社だけではなく、私の知っている会社の多くが、人不足に今悩んでいて、それなら、出来る限り、ロボットやこういった情報技術を高め、出来限り人には、付加価値の高い仕事にまわってもらう動きがみられる。

 

ちょっと前に起きたリーマンショック時とはもう全然違う。

 

ただ、これを聖書的にみるとどうなのだろう。人間はより管理技術をあげ、高慢になろうとしている観もあるのだろうか。昔は、王様や権力者が、人を動かし自分の思い通りにすることができた。今は、それが、一般の人にもできるように技術が磨かれてきている。庶民もちょっとした権力者になれるイメージだろうか。

 

権力は、高慢という誘惑に影響されやすく、欲に弱い人間には、危険な部類だな。それにより、神など見ないし、考えなくなる。すなわち、自分が神になりやすい環境である。