先週ベトナムの工場へ出張をしてきた。ベトナムには初めてであり、文化の違いを体験できることに対する
楽しみもあったが、それよりも、家族から離れることや、1日の移動の面倒さに対し、気持ちのダウンの方が
大きかった。

前泊のため、成田空港近くのホテルへ行く際、前日の大雪の影響がまだ残っており、新幹線も京成
スカイライナーも遅れていたので、初日から思いやられ、疲れもでてしまって、益々おっくうになってしまった。

お祈りもたくさんした。安全、健康、そして家族全員への平安と恵み。

飛行機の中では、本当にやることがない。エンターテイメントは、すべて作られたものかつこの世的で、全く
つまらない。ドキュメンタリーや冒険などの番組とか入れてもらえるといいのにと思った。

しかし、これはお恵み。聖書をたくさん読むことができ、今回は、1サムエルと2サムエルを読むことができた。

ダビデを通し、神様への忠実・誠実と、だれに対してもへりくだり、などさまざまな出来事を通し、心が奮い立ち
励まされた。ダビデは、勇気ある強い戦士でもあり、剣道を長くやり、戦いを教え込まれた私にとっても、身近に感じることができる。

ベトナムでの初日は、早速空港で見たバスや車のホーンの応酬にカルチャーショック。そして、ホテルまでの
移動時に、アメリカの40フィートトラックばかりで、かつ、同じくホーンを鳴らして接近してくる光景は、
すごかった。125ccバイクの割合が半分以上であるが、バイクすらホーンを鳴らして自分の道を切り開いて
行く。私は、今まで、中国の運転マナーが悪いと思ったが、ベトナムは、中国と違う意味で、悪い。

移動と駐在員の方と日本食レストランで夕食をとった。駐在員の方が、日本食料理が大好きなので、
私の弱い腸にとっても、よかった。

ホテルでの朝食で、久しぶりにまともなコーヒーを飲んだ。いつも通り、持参のはちみつを適量入れて飲むと

甘い!!それとともに、今まで味わったことのない風味に感動。そう、ベトナムはコーヒーの産地で
本場のブラジルに輸入しようとたくらんだほど実力のある地。(ブラジル政府にさすがに
かんべんしてくれと断られたらしい。)

甘いのは砂糖がもともと混ぜられていたのかと思いきや、ブラックだったみたい。もともと、甘いコーヒー豆
だった。これも初めて知った。まだまだ知らないことが多いのだなと自覚した。

私は、コーヒーが大好き。そして、このコーヒーにより、残りのベトナムでの時がすべて喜びに変わってしまった。
神様はこんな小さなことから、私を喜ばせてくださり、感謝をした。

朝食後、会社の車で、工場へ。道路は、昨日と同じホーンの嵐の中、そして、昨日よりも数の多いバイク。
3人のりや、子供を乗せたり、電気バイクは、免許がいらないみたいで、学生がのーへるで2人のりで
乗っている。バイクは、5人物理的に乗れるらしい。

朝礼で複数の日本に来たことのある人たちと再会でき、全体あいさつも無事に終えた。

午前中に予定された工場見学や会社説明の前に、総務の方が水、ベトナム緑茶、そしてコーヒーを
準備してくださった。

そのコーヒーも朝のとは違えど、似た風味。