日本ではなじみのない、結婚の更新式。

欧米では、有名でよく行われている行事。理由は人それぞれである。結婚式と同じように、牧師がリードして、神の前で再び誓い合う。

私と妻の場合は、結婚式の時お互いクリスチャンでなく、教会で神の前でイエス様のお名前によって、神に誓って執り行っていなかった。

私の妻に対する愛も何かこの世的で欠けていた。神様はそれを導かれた。妻にもっとよい夫婦仲と協力があるビジョンを植え付け、妻の心に希望が湧いていき、私に対し、厳しくなっていった。そんな妻に対し、私はよくわからず、悪い方にとっていたが、少しすると、聖書以外の本や基本読まないが、ある本が私の手元にあり、読んでみると、夢中になった。

アメリカの牧師が書いた実践的な本。何百例もの夫婦の仲を仲裁されたカウンセリング歴ももつお方なので、読んでいて、分かるしおもしろい。(口だけの本でなく、実際の経験が多くある内容)

その本を通して、夫に多い聖書的な問題、妻に多い聖書的な問題を少しずつ理解していった。聖書のその箇所はもちろん何回も読み知ってはいたが、心から理解していなかった。

そして、2年程前に教会の兄からお借りしていた本をいつか読もうと棚にあるのを見つけ、手に取ってみると、おもしろい。それは、日本の牧師夫妻が自分の家族で実体験を通して、愛の内に築き上げた内容。覆うの聖書の箇所とともに、うちの子どもの世代とも同じで、とても勉強になった。

そして、妻が爆発をして、私も爆発をし返して、大喧嘩になった。その時は、私のプライドもそぐれ、牧師夫妻に相談を初めてすることになった。カウンセリングをしていただいた。

その中で、多くの聖書の言葉をいただき、一番心に響いた言葉は、これも聖書で何回も読んでいたが、この時、牧師先生から言われた、心に響いた。 ”夫と妻は結婚して、一体となる” この誓約が私には欠如していたことに気づいた。

そして、牧師先生からその時、アメリカでは、結婚誓約の更新をよくやるし、やってみたら?と言われ、私の心は、その時、”ああ、やりたいな” と思ったが、口には出さなかった。

翌日、牧師妻と話をした妻が私に更新をしてみないと聞いてきた。私に断られるかなと心配した妻に対し、私は即答で、やろう!といい、妻の心配そうな顔が驚きに一気に変わった。

昨日、教会での結婚式は、初めてであった。そしてそれは自分であった。牧師先生はまだ若く、彼にとっても初めての結婚式となった。私達の教会でも初めてであったと思う。たくさんの兄弟姉妹に見守られ、私達の子供達も、それぞれ、責任が任され、フラワーガール、リングキャリヤー、トランペット演奏、子供達もとても満足そうだった。妻が結婚衣装にまとわれ、着替えルームから出てきた時、妻を見た次男は、じーと自分の母を見ていたらしく、何を考えていたのだろう。長男は、ただ、”ママ、衣装に合うよ、いいね!” だって。

誓約は、聖書に沿って、聖書の言葉から2ページほどの分量をお互いに交互に言い合った。この誓約に対しての証も行った。聖歌を2人で賛美を神様に捧げた。牧師先生の説教が目の前で立って行われ、強かった。

夜は、ハニームーンの代わりに、牧師夫妻が子供達を一日預かっていただき、きれいなレストランに行き、2人でのデート。そして、静かな家で夜を2人で過ごし、まだ更新式の余韻が心に残る中、眠りに落ちた。