2,3年という長い間見過ごしてきた心の重荷をついに解決することができた。
これは、単に私の心に喜びをもたらしただけでなく、子供達も心から喜んでいるのを見て、
神の働きを感じた。

私は寝ることが大好き。昔家具屋で働いていた時ベッド担当もしたことがあり、マットレスについても
いろいろ学んだ経験から、子供達のマットもこだわって買ってあげたいと思いつつ、これがあだと
なり、もちろん良い物は高くなるので、買う決心がつかないままほったらかしにしていた。

最近子供部屋に入った時、汚さに驚き、愛を持って対応をしようとした時(いつもなら怒鳴ってきれいに
しろ!と言いがちなのだが)、最近聖書から特に私に示されている、”愛を持って行いなさい!”に、心を
打たれており、私自身が一緒になって少しずつ2S(整理整頓)をしようと決めた。その時に、ベッドに敷かれて
いる体重で真ん中がへこんでいる布団を見て、あ!!とマットのことを思い出した。

そして、すぐにニトリに行って、商品を確認した。個人的にポケットコイルの体重分散が優れているところが
好きであった。ニトリブランドのマットは、ちょうどタイミングよくポケットコイル式が主流となっていて、安いの
から高いのまで種類も豊富であった。当初は、一番安かった11000円のタイプがいいなと思っていた。
薄いし、持ち帰るができるそうで、捨てるときも楽だなと思っていた。次男に
実際に普通のマットの半分くらいの薄さのそのマットに寝て検査をしてもらった。”うん、いいよ” 普通の顔だった。
そして、彼は、隣にある、厚さが2倍の(通常の厚さ)を見つけ、寝てみると万遍な笑みを浮かべ、”これすごい!”
と言いに来た。

わかるよ!と心で思った。本当はそれを昔から購入してあげたいと思っていた。しかし、サイズが大きく、
運んでもらうのにもお金がかかる。捨てる時も大変だろう、いろいろうまくいかないだろうという点が頭に
浮かんできていた。しかし、私の古臭い固定観念であった。

なんと、この通常のマットレスも持ち帰りができるサイズに圧縮されているのだ。そんな技術があるのか、
と思いつつ、確かに、ポケットコイルだと可能だなと納得した。コイルが独立して同じ行列に整列しているので、
理論的に、圧縮時に畳んでも問題ないのだ。
そして、在庫もあった。

値段は、2万弱。でも15年は使えるし、今子供達にも気持ちよく寝てほしい、私も、高校1年の時に母が
初めてベッドを買ってくれた時、マットの気持ちよさにとても嬉しかった思い出があったので、思い切って
長男と次男に買うことにした。更に、普通ポケットコイルは、他メーカーだとさらに高いのだが、ニトリなので、
ここまで安くなっていることも知っていたので、良い物を安く買うという後押しもあった。

家に帰って開けるときはちょっとしたエンターテイメント、ペシャンコに圧縮されたマットをベッドに敷き、
子供たちの前で、袋にハサミをいれ、切ると、一気にマットが膨らんだ。

自分の男の子たちは、中学生になると、プレゼントをあげても、喜んではいるのだが、小学生の時のような喜びの顔は見せない。
しかし、子供達がそのベッドに寝ころんだ時、2人とも、崩れるような笑顔を顔に出し、喜んでくれた。