一年振りに中国に出張。さすが成長率が高い国。片側4車線の高速道路ができ、途中新しいサービスエリアもできあがり、新しいトイレのきれいさに驚かされた。途中、何もないようなところにも高層マンションがたくさん建てられていた。道路を走っているのは高級車ばかり。人々の服装も良くなってきているし、笑顔も人々に見られるように感じる。心なしか、クラクションを鳴らす車の数も減っている。交差点に監視カメラをしこみ、常にだれがどこに行ったか監視され、違反すると交差点のモニターに顔が映し出される仕打ちを考えると、何のためによいことをしているのか、考え込んでしまう。他人のために、マナーのためにやっているのか、政府から仕打ちを受けないためにやっているのか。

これは、聖書にも書かれていること。良い事や正しい事を、愛のためにやるのか、法律のためにやるのか。

空気は相変わらず悪かった。5日目帰るころには、喉が痛くなった。マスクをへりくだってしておればよかったと後悔したが、日本に着くころには治った。

海外出張で辛いのは、家族と離れること。前泊で成田周辺に泊まるのは本当に孤独。空いている時間は妻にメールをたくさん書いて、気を紛らわした。

今回家族には、お茶をたくさん買っていった。食べ物はあまり食べてくれないが、お茶はさすが本場、種類も豊富だし、安いし、おいしい。子供達には、さすがにそれだけだとかわいそうなので、娘にはパンダの小さいぬいぐるみ、息子達には、パンダと竹のボールペンを買っていったら、喜んでくれた。

暖冬で、ここ最近年に1回しか降らない雪に当たってしまった。現地の方々はとても喜んでいるようであった。びっくりしたのは、スタットレスを履く文化がこの周辺にはないということで、皆ノーマルタイヤで走っている。スピードこそ落としているが、なぜ滑らないのか、考えこんでしまった。