自分が大切にしていた物を予期せず無くなってしまうとき、心に不安が流れ込む。

今まで日常にあったものが消えてしまうことにより、できていたことができなくなる恐れ。

今まで親しんで愛着があったものが消えてしまう悲しみ。

失ってしまうことに対する単純な心の動揺。

失ってしまうお金の量に対する失望。

このような自分の心に対面してしまう時に、自分の心がどれだけイエス様から離れてしまっているかを
垣間見ることができてしまい、しかし、それに気づき悔い改めに導いてくださる神様の諦めない働きに感謝を捧げる。

物にどれだけ執着しているか、この執着は、神の真実と真理の道を歩んでいくための足かせとなる。聖書では偶像という言葉で表現されている。

いくら口で、私は神以外のものに執着しておらず神だけを神として信仰している、と言っても、いざ前述のようなことが起きる時に、本当か嘘かが分かってしまう。いくら口でごまかしていても、神様によって、示されてしまう。

この宇宙、世界、すべてのものは神によって創られた。人間は、この世界に招かれ住ませていただいているし、この世界から去るとき、なにひとつこの世界で得たものを一緒に持っていくことはできないのに、なぜこの世界で得るものに執着してしまうのか。またすべてのよいこと、心の平安と喜びは神様から得られるものなので、なぜ、あるものを失ってしまうと、心に不安を生じさせてしまうのか。

と、考えさせられる今日この頃である。